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FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fx II XL+ & AX8 徹底比較!

2017/4/21 (金)[新宿店]

FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-Fx II XL+ & AX8 徹底比較!

いつも石橋楽器店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新宿店2Fアンプ・エフェクターフロア担当:久保です。

本日は久しぶりにFRACTAL AUDIO SYSTEMSについて、ご紹介させて頂きます。



私が店頭でよく頂くご質問で、

『Axe-Fx II XL+とAX8で迷っていますがどちらがおすすめですか?』

というお問い合わせが多いので、本日はこの二つの違い等、ご紹介してまいりたいと思います!
早速ではございますが、ご紹介してまいりましょう!

■共通機能

専用エディター(Axe-Edit or AX8 Edit)ダウンロード可能、FRACTAL BOT使用可能、Humbuster Technology搭載、X/Y機能搭載、SCENE機能搭載等

・専用エディター
PC上での操作を可能にし、音作りが非常に手軽になる専用エディターはAxe-Fx II XL+、AX8共に本国サイトから無償ダウンロードが可能です。


Axe-Fx II XL+用エディターソフトのAXE-EDIT


AX8用エディターソフトのAX8-EDIT

また、内部システムファームウェアのバージョンアップを担当するのはFRACTAL BOTというアプリ。



こちらも本国サイトから無償ダウンロードが可能。頻繁にファームウェアのアップデートは行われておりますので、お持ちの方もこれからご検討の方も、これは必需品ですよ。

・Humbuster Technology搭載
そしてFRACTAL AUDIO SYSTEMS製品(II以降の製品)のアウトプット端子にはHumbuster Technologyというハムノイズをキャンセルする独自の機能を搭載しております。
Humbuster Technologyとは高価なアイソレーショントランスやその他のノイズリダクションの方法を用いることなくグランドノイズを低減します。



一般的なTS(モノラル)フォン端子ではなく、FRACTAL AUDIO SYSTEMS製品側にTRS(ステレオ)フォン端子、他機器側にTSフォン端子の特殊なケーブルを接続することにより、この恩恵を受けられます。

・X/Y機能



X/Yスイッチング機能はひとつのブロックにふたつの全く異なるパラメーターをアサインし、それらを瞬時に切り替え可能な機能です。
例として、XにMarshallアンプをアサイン、YにFenderアンプをアサインし、同プリセット内で切り替える、といった具合です。
もちろん他のエフェクターブロックでも使用可能で、ディレイタイムを異なるパラメーターで設定し、バッキング時はショートディレイ、ソロ時はロングディレイ、といった使い方も可能です。

・SCENE機能

SCENEとはAxe-Fxのプリセット内のエフェクトのオンオフの状態や、エフェクトの種類、パラメーター等を最大8つまで記憶させ、瞬時にそれらを切り替える機能の事を言います。

SCENEについては以前店舗ブログにてまとめたので、気になる方は是非ご覧くださいませ。

SCENEブログはこちらから。

■サイズ、重量

Axe-Fx II XL+:483mm × 88mm × 362mm(2Uサイズ)、4,5kg
AX8: 410mm x 101mm x 262mm、5,4kg

Axe-Fx II XL+は重量約4.5kg、そして2Uサイズのラックケースにすっぽり入ります。別途でフットスイッチは必要になりますが、スイッチャーでガチガチに組んだ重たいエフェクトボードを持ち運ぶのと比較すると、こちらの方が個人的には運搬性に優れていると思いました。

AX8の方がやや重たいですが、これはフットスイッチまで含んでいることを考えれば、むしろよくこの重量で収まったな、という印象ですね。

どちらも非常に軽くなっておりますので、エクスプレッションペダル等増やしても非常に運搬性に優れていると言えます。

■プリセット数

Axe-Fx II XL+:768
AX8:512

ややAxe-Fx II XL+に軍配が上がりますが、AX8のプリセット数で足りない!という方はほとんどいないのではないでしょうか?

ご自宅で様々なプリセットを作り遊ぶ分にはAxe-Fx II XL+の方が多くプリセットを保存しておけますね。それでもAX8でもほとんど困らないかと思います。

■メインCPU

Axe-Fx II XL+:Audio Devices TigerShark×2(33種、計68個のエフェクトブロックを搭載)
AX8:Audio Devices Shark×2(23種、計31個のエフェクトブロックを搭載)
(Crossover、Feedback Send、Feedback Return、Megatap Delay、Mixer、Multiband Comp、Quad Chorus、Resonator、Tone Match、VocodarがAX8には搭載されておりません。)
そうは言っても実際にどのくらいの容量が違うの?という方も多いと思いますので、実際にどのくらいブロックを設置したらCPUオーバーになるのか検証してみました。
まずはAX8を検証です。



これはAX8のブロックを配置した図です。これに更にディレイを足すと・・・



一番左のリバーブに!マークがつきました。これはもうCPUオーバーの証です。この状態でギターを弾いても割れたり音切れ等が発生しますので、このマークがつかないようブロックを配置する必要がございます。

次にAxe-Fx II XL+を検証してみましょう。



先程のAX8と同じ配列でエフェクターを設置してみました。同じくこの状態からディレイを足すと・・・



今度は大丈夫です!やはりAX8よりCPU許容量が多いというのは本当でした。では実際、Axe-Fx II XL+ではどのくらいエフェクトブロックを設置できるのでしょうか?興味本位から片っ端から設置してみました。



こんな感じまで設置できました。CPU使用率の高いアンプやキャビネットブロック、ディレイやピッチを使用してもここまで設置が可能なのはさすがですね。これなら本当に思い描くシステムがAxe-Fx II XL+内で完結できます。

■ハードウェア機能

Axe-Fx II XL+
・ヘッドフォン端子、USB端子有(オーディオインターフェースとして使用可能)、フットスイッチ別売、エクスプレッションペダル別売
AX8
・ヘッドフォン端子、USB端子有(オーディオインターフェースとして使用不可)、フットスイッチ搭載、エクスプレッションペダル別売、LED RING KNOB(アンプのインスタント・アクセス・ノブ)の搭載

ここで重要なのはヘッドフォン端子でしょう。Axe-Fx II XL+では搭載しておりますが、AX8ではヘッドフォン端子は搭載しておりませんので、ご自宅での練習にはミキサーや、別途アンプが必要となります。

USB端子もAxe-Fx II XL+ ではオーディオインターフェースとしてご利用いただけますが、AX8ではオーディオインターフェース機能は搭載しておりませんので、DTM等で使用する際は別途オーディオインターフェースが必要となりますのでご注意ください。

■価格

Axe-Fx II XL+:¥360,000(税抜)
AX8:¥210,000(税抜)

忘れちゃいけないのがやっぱりお値段ですね。
Axe-Fx II XL+に関してはフットスイッチ別売りで税抜価格で¥360,000、AX8に関してはフットスイッチ搭載で税抜価格で¥210,000と、この部分に関しては圧倒的にAX8の方が安いです。
もちろん上部でご紹介したような違いがございますので、高ければいいわけではなく、ご自身に合ったモデルを見つけられるかどうかかと思います。

いかがでしたでしょうか。

Axe-Fx II XL+ とAX8の基本的な違いを今回はご紹介させて頂きました。いずれは音の違い等も動画でご紹介できればと思いますので、今後もご期待ください。

高価ですし、使い方等も難しい機種になりますので、ご検討の際は是非一度、最寄りのイシバシ楽器店へ足をお運びいただくか、お電話等でご相談くださいませ。
今回も最後までご覧になって頂きまして、誠にありがとうございました。
次回もお楽しみに!


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